幣法人は、大鰐町の地方創生の支援をしています。
2017年9月7日(木)、大鰐町の鰐comeで「大鰐観光まちづくり塾」を開催しました。
講師でお迎えしたのは、香川県総務部長の德大寺祥宏さんです。
德大寺さんは総務省(旧自治省)入省後、青森県などに赴任。
青森県時代は、県内の財政再建等に取組み、かつて財政難と言われた大鰐町にも多大な尽力をいただきました。
香川県と言えば「うどん県」。
平成10年の香川県の知名度は最下位(電通総研調べ)。
うどん推し、それだけじゃない、ターゲッティング等の効果もあり、知名度は25年には14位に(日経リサーチ調べ)。
この他にも、国際観光の推進、観光客満足度の向上、芸術祭の開催等の取組を進め、交流人口の増大を図っています。
それでは、大鰐町では?
後半の意見交換では、鉄道、温泉、大鰐温泉もやしをはじめとする食べ物など魅力ある素材をどう生かすか。
出席者から様々なアイディアが出されました。
私も、大鰐町に関わり10年近くなります。
これまでの様々な関係者の「覚悟」が、今の大鰐町の「現実」を生み出しています。
未来は変えられる。誰もが未来の創造者。
德大寺さんの話を通じて、いま改めて「覚悟」を持って取り組むことが重要だと教えられた思いです。
出席者も同様に感じられたと思います。
「現実」から「実現」へ。
最近、友人から教えられたことです。
言葉はうまくできてますね。
現実の積み重なりが、未来につながり、実現していく。
私も「実現」に向けた支援を続けていきます。
このような講座を今後も大鰐町で行っていきます。
入場無料で公開です。
今後、ウェブサイトでも告知をしていきますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。
(理事・事務局長 小笠原秀樹)